家中どこでも途切れない超高速Wi-Fiを実現する究極ガイド
メッシュ?中継機?みなさん快適なwifi環境のために色々と苦労して工夫していますよね!
私も色々やりましたが最終的にブリッジ接続した複数のAPが1番安定確実である結論になりました。
現在過去に使用していた中継機やらwifiルーターやら部屋の中に複数ゴロゴロ転がってますw
これらを全部ブリッジ接続して有効活用してやろうってのが今回の目的w
私の場合はドコモ光でメインルーターはNTTのレンタル品のXG-100NEを使用してます。
このXG-100NEのwifiは色々としょぼくてあんまり使いたくないのでOFFにしてます。
なのでメインルーターはIPoEの接続点とDHCP機能のみ使用してます。
今回のブリッジ接続モードにして使用しているルーターは 過去に使用してたTP-LINKのArcher AX4800と
バッファローのWNR-5400XE6P/Nを使用しています。
あと CAT6AのLANケーブルとWANの回線速度がdocomo光の10Gbpsなのでスイッチングハブは10Gbpsのやつです。
高速なwifiを求めて飽くなき追求を
ところであなたの家ではWi-Fiが途切れたり、速度が遅く感じたりすることはありませんか?2.4GHz帯のWi-Fiは広範囲に電波が届くというメリットがありますが、その一方で通信速度が遅く、混雑しやすいという問題があります。このため、高速で安定したインターネット環境を実現するには不向きです。そこで多くの方がメッシュWi-Fiや中継機を検討することもあるでしょうが、これらの方法も必ずしも高速かつ安定というわけではありません。
一方で、5GHzや6GHz帯のAP(アクセスポイント)を利用することで、より高速で効率的なWi-Fi環境を構築することが可能です。しかし、5GHzや6GHz帯の電波は2.4GHzと比べて届く範囲が狭く、壁や障害物に弱いという特性があるため、全ての部屋で安定した接続を得るのは難しいかもしれません。
そこで、もっと効率的で快適な解決策として、複数のAPをブリッジ接続する方法があります。この方法を使うことで、高速な5GHzや6GHzの利点を活かしつつ、家全体で安定した接続を実現できます。この記事では、複数のAPをブリッジ接続して家中にWi-Fiを広げる方法についてご紹介します。これにより、家の隅々まで安定したインターネット接続を提供し、快適なネットワーク環境を作り上げることが可能です。
ブリッジ接続の複数APとは?
ブリッジ接続を行うには、ルーターから各APまでを物理的に有線LANで接続する必要があります。これは物理的な配線作業があるので面倒に感じるかもしれませんが、設置するときに一回行うだけで、その後は安定したWi-Fi環境を維持できます。有線接続により、AP間での通信が安定し、高速なデータ転送が可能になります。有線接続によって、無線中継器に比べて大幅に通信の遅延を減らし、より安定したWi-Fi環境を構築することができます。
複数のAPをブリッジ接続で利用するとは、家庭内に複数のWi-Fiアクセスポイントを設置して、それぞれが1つのネットワークとして連携する方式です。Wi-Fiには本来、デバイスが最も強い信号を持つアクセスポイントに自動的に切り替える「ローミング機能」が備わっています。これにより、家の中を移動してもシームレスに最適な接続を維持できるようになっています。この手法は、メッシュWi-Fiのように自動で繋ぎ合わせるシステムではないものの、非常に安定した接続が得られる点で多くの利点があります。各APに同じSSIDとセキュリティ設定を適用することで、どこに移動しても自動で最適なAPに接続することができます。例えば、リビングから寝室に移動した際、信号が弱くなるとすぐに隣接するAPに切り替わり、動画が途切れることなく視聴を続けられます。このように、家の中を移動しても安定した接続を維持できるのが大きなメリットです。
APを適切に配置する
家中のWi-Fiカバレッジを最大化するためには、各APを効果的に配置することが重要です。以下のポイントを押さえておきましょう。
- 中央に配置する: 各APはカバーしたいエリアの中心に配置することで、信号が家の隅々まで行き渡るようにします。
- 高さに気をつける: Wi-Fi電波は障害物によって減衰しやすいため、棚の上や壁掛けなど、高い場所に設置すると障害物の影響を受けにくくなります。
- 干渉を避ける: 家庭内にある電子レンジやコードレス電話などがWi-Fi電波と干渉することがあります。これらの影響を避けるため、干渉源から離れた位置に設置しましょう。
異なるチャンネルを設定する
複数のAPを設置する際、同じチャンネルで動作すると干渉が発生することがあります。特に5GHzや6GHz帯で構築する場合、異なるチャンネルを各APに設定することで干渉を減らし、安定した接続が得られます。5GHz帯や6GHz帯ではチャンネル数が多く、干渉を避けやすいため、これらの帯域を利用してネットワークを構築するのが現実的で効果的です。
160MHzのバンド幅を活用する
Wi-Fi 6以降の5GHz帯のアクセスポイントでは、160MHzのチャンネル幅を設定できるものが多くあります。この設定により、より広い帯域を使用してデータ転送を行うことができ、高速で安定した接続が可能になります。特に、大容量のデータ通信が必要な動画ストリーミングやオンラインゲームなどにおいて、この設定は非常に有効です。
高速なWi-Fi環境を実現するためには、APの設定で160MHzのチャンネル幅を有効にすることが推奨されます。これにより、従来の設定よりもさらにスムーズにデータが流れ、家中のどこにいても途切れないインターネット接続を楽しむことができます。
ローミングを最適化する
複数のAPを使って家中でシームレスに移動するには、デバイスが適切にローミングできるように調整することが必要です。以下の点に注意してください。
- APの送信出力を調整する: 各APの電波強度が強すぎると、デバイスが次のAPに切り替えるタイミングが遅れ、結果として通信が途切れやすくなることがあります。これは、デバイスがまだ強い信号を保持しようとするためで、適切なタイミングで次のAPに切り替えないからです。送信出力を適切に設定し、各APのカバー範囲を重ならないようにすることが効果的です。
- 同じSSIDとセキュリティ設定: 全てのAPに同じSSIDとセキュリティ設定を適用することで、デバイスが異なるAP間をシームレスに切り替えられるようになります。
ネットワーク負荷の分散
最近ののWi-Fi 6などは各APが高度な負荷分散機能を備えているため、特定のAPに負荷が集中する問題は以前ほど気にしなくても良くなっています。Wi-Fi 6はOFDMA(直交周波数分割多重アクセス)技術やMU-MIMO(マルチユーザーMIMO)により、多数のデバイスが同時に安定した接続を維持できるように設計されています。そのため、手動でデバイスの接続先を管理する必要が少なく、より自動的かつ効率的にネットワークの負荷が分散されるようになっています。
- デバイスの接続先を分散: スマートホームデバイスやストリーミングデバイスなど、常時接続が必要な機器が特定のAPに集中しないように、異なるAPに接続するように設定すると良いでしょう。
- 帯域管理: 一部のAPには帯域管理機能があり、特定のデバイスやアクティビティに優先順位をつけることが可能です。これを活用することで、ネットワーク全体の安定性を保つことができます。
ファームウェアの定期的なメンテナンスとアップデート
Wi-Fi環境を最適な状態で保つためには、APやルーターのファームウェアを定期的に更新することが重要です。ファームウェアを更新するには、各APやルーターの管理画面にアクセスし、「ファームウェアの更新」オプションを選択することで、簡単に最新バージョンにアップデートできます。アップデートによって新しい機能やセキュリティ改善が加わり、安定性が向上します。また、定期的にAPの動作を確認し、問題がないかチェックすることで、長期的な安定運用が可能になります。
まとめ
家中の隅々まで快適なWi-Fiを提供するためには、複数のAPを効果的に配置し、適切にチャンネル設定や送信出力を調整することが大切です。ブリッジ接続で複数のAPを利用することで、安定した接続とシームレスなローミングが実現でき、家のどこにいても快適にインターネットを利用できる環境を構築することができます。
これらのポイントを押さえれば、メッシュWi-Fiを利用するよりも快適で柔軟なネットワークを構築することができるでしょう。家中で途切れないWi-Fi接続を手に入れ、快適なデジタルライフを楽しんでください!