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スズキマコト
自由人
元々は楽器屋のギター兄ちゃん。
趣味でプログラミングしてるうちに
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javascriptなどは都度必要に応じて。
最近Mac買ったのでswift勉強してます。

体ぶっ壊して死にかけたので人生RESET中。

JBL 104-BT-Y3 レビュー: 高音質と多機能性が融合したコンパクトモニター

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はじめに

JBL 104-BT-Y3 レビュー

私はPCのモニタースピーカーが無い環境でヘッドホンのみの生活を長らく続けておりました。
最大の理由はご想像通り集合住宅の為にスピーカー出力音が家族や近隣の住人に迷惑をかける可能性があるために使用を断念しておりました。

しかし最近転居したこのマンションはかなり重厚なRC作りなので近隣の生活音がほぼ聞こえないほど遮音性が高い。しかもだいぶ広いので私のPC部屋は嫁の寝室からもだいぶ離れている笑

これはチャンスとばかりに少しくらいなら音だしてもいいよね状態で色々とモニターを物色していたわけですw

そんな時にBLOG仲間のとまじぃ氏が買ったばかりのJBL104を嫁に出してもええよとの申し出が!
マッハで取引完了してほぼ翌日には手元に来ましたw

さてJBL 104-BT-Y3は、コンパクトながらも高い音質と多機能性を兼ね備えたモニタースピーカーです。
このスピーカーは、音楽制作から日常のリスニングに至るまで、幅広い用途で活躍します。
デスクトップでの作業やホームスタジオでの使用、さらにはリビングでのリスニングなど、あらゆるシーンにフィットする設計が特徴です。
そのサイズからは想像できないほどの音の精度を実現し、特に音質の細部再現性などDTMの制作環境でもしっかりと応えるレベルの性能を持っています。
本記事では、このスピーカーの優れた特徴、技術的な詳細、および筆者が実際に使用して感じた感想について詳しく解説します。

JBL 104-BT-Y3の特徴

JBL 104-BT-Y3の特徴

同軸スピーカーによる高精度サウンド

JBL 104-BT-Y3の最大の特徴は、この価格帯でなんと同軸スピーカーの採用です。
同軸スピーカー構造により、ウーファーとツイーターが同じ軸上に配置されているため、音源からの音が一つの方向から出てくる形になります。
この構造により、音の一体感があり、リスニングの位置にかかわらずバランスの取れた音が得られます。
また、音の歪みを最小限に抑え、定位感を極めて正確に表現します。
その結果、リスニングポジションによらず一貫したサウンド体験が得られ、音楽制作においても必要な細部が非常にクリアに再現されるのが特徴です。

パワフルな音質とフラットな特性

JBL 104-BT-Y3は、コンパクトなサイズながらも非常にパワフルなサウンドを提供します。
特に、低音の厚みと音圧感が印象的で、部屋全体に迫力のあるサウンドを届けることができます。
MID LOWに若干のピークがあるものの、全体的にJBLらしいフラットな音質で、EQ処理にも素直に反応します。
このピークは特にロックやポップスの楽曲で感じられ、低音のリズム感を強調する際に効果的です。

筆者はAntelopeのZEN-Qと組み合わせ、内部エフェクトのVEQ56を使用してイコライジングを行っていますが、特に中低域(約200Hzから800Hz)における精密な調整をし、温かみのある音質やタイトさを加える効果があります。
JBL104は音質調整の効果が素直に反映し、特に200Hzから16kHzの周波数帯域の細かな調整が明瞭に行えます。原音に癖がないため、どのようにEQを加えても安心して使用できています。

ZEN-Qのギターアンプシミュレーターでディストーションサウンドを作りJBL-104で鳴らしてみる

私はギタリストでもありますのでw ZEN-Qのギターアンプシミュレーターでディストーションサウンドを作りJBL-104で鳴らしてみるとこれがまた気持ちよく鳴ってくれるんですよ〜
なんかステージでMarshallの3スタックを思いっきり鳴らしているくらい気持ちいい笑

Bluetooth 5.0と多彩な接続オプション

Bluetooth 5.0対応により、iPhone などのデバイスとスムーズに接続でき、ワイヤレスで音楽を楽しむことができます。
また、RCA、TRS、3.5mm AUXといった有線接続も可能で、様々なデバイスと連携しやすいのも魅力です。
さらに、入力切替の必要がないALLモードは、BluetoothとRCAなど他入力を同時に鳴らすことも可能で、作業中に複数の音源を扱う際に非常に便利です。

エンクロージャーの安定感

音量の大小にかかわらず、安定したサウンドを提供するエンクロージャー設計もさすがJBL。秀逸です。
小音量から大音量まで音のバランスを保ちながら、高精度でクリアな音質を実現し、リスニング環境に応じて最適なパフォーマンスを発揮します。
このエンクロージャーは、共鳴を効果的に抑え、どのような音量でも一貫した音質を楽しむことができるよう設計されています。
また、外観は樹脂製で見た目はシンプルですが、その内部の音響設計は非常に緻密であり、結果として得られる音質の高さには驚かされるでしょう。
コンパクトなデザインと実際のサウンドクオリティとのギャップも、このスピーカーの大きな魅力の一つです。

技術仕様

JBL 104-BT-Y3 技術仕様
項目詳細
ドライバーサイズ4.5インチ
出力パワー60W (30W RMS per speaker)
周波数特性60Hz – 20kHz
接続方式Bluetooth 5.0, RCA, TRS, 3.5mm AUX
重量約2.06kg

実際の使用感

JBL 104-BT-Y3 実際の使用感

フラットな音質とEQへの反応

筆者はAntelopeのZEN-Qを使ってイコライジングを行っており、JBL 104-BT-Y3の基本フラットな音質に非常に満足しています。特に、500Hzから2kHzの中域が非常に色よく、どのジャンルの音楽でもバランス良く再生されるのが印象的です。EQ処理に対して非常に素直で、どのように音を調整しても変な癖がないため、安心して音作りに集中できるのがこのスピーカーの大きな魅力です。特に、ジャズやクラシックといった音のディテールが重要なジャンルや、エレクトロニカのように精細な音のバランスが求められる音楽において、このイコライジングに対して素直な反応が非常に役立ちます。

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Bluetooth接続とALLモードの利便性

Bluetoothを使用してiPhoneでBGMを楽しむ際、接続はスムーズでストレスがありません。さらに、ALLモードを使うことで、BluetoothとRCAを同時に鳴らせるため、ZEN-Qを通じたモニタリングとiPhoneからのBGM再生をシームレスに行える点がとても便利です。

見た目の意外性

樹脂製でシンプルな丸いデザインは、一見するとチープに見えるかもしれませんが、実際に鳴らしてみるとその音質の高さに驚かされます。
このギャップは、JBL 104-BT-Y3の大きな魅力の一つです。
デザイン面でも、シンプルな外観と高い音質が絶妙に調和しており、見た目の印象を覆すパフォーマンスを持っています。

環境による評価の違い

JBL 104-BT-Y3 EQ使う環境と使わない環境での違い

筆者の環境のようにEQをアクティブに使う環境と特に音質に加工をせずに使う環境では
JBL104の評価に差が出ると考えます。

とまじぃ氏のようにスピーカーシステム自体の音質をリファレンス音源と比較して揃える環境で考えると
JBLのそれはすこし音質に不満が出る可能性は否定できません。

彼はJBLを手放した後にPresonus Eris 3.5を手に入れて非常に満足されているようです。
この機種にはアコースティックチューニング(音質調整)が本体に付いておりスピーカー本体のみで音質の微調整が可能でありますので彼の想い通りの音質を楽しめるのではないかと想像していますw


まとめ

JBL 104-BT-Y3 まとめ

JBL 104-BT-Y3は、同軸スピーカーによる高精度な音像定位、パワフルな音質、そしてBluetooth接続の利便性など、多くの魅力を持つスピーカーです。
このスピーカーは、プロフェッショナルな現場で使用されるオーディオインターフェースと組み合わせた場合でも、その高いパフォーマンスを発揮します。
特にEQ処理に対して非常に素直に反応し、どのような設定でも安定した音質を提供します。
これは、音楽制作に携わる人々にとって大きな利点です。また、ALLモードの利便性も特筆すべき点であり、複数の音源を同時に扱う際のシンプルでスムーズな操作性を可能にします。
これにより、クリエイティブな制作環境において、音楽の試聴やモニタリングがストレスなく行えるでしょう。

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この記事を書いた人

makotoのアバター makoto Blogger&YouTuber

サーバー管理者として17年ほど仕事でサーバー触ってました。
www,mail,dns,sql各鯖をすべてFreeBSDで運用してましたが現世ではかなりレアなタイプになるみたいですね笑

viやシェルスクリプトとかperlとかgccとかFreeBSDとか実はbashよりtcshが好きとか時々寝ぼけるのは
その名残でしょう。

今まで縁の下の力持ち的な他人のためにプログラムを書き他人のためにサーバー構築し他人のためにWEBサイトを創る的な世界から
自分の好きなことに集中できる環境は実に気持ち良いですね。
現役は引退済みなので難しいことはやりませんしやれません。

現在 ほぼ自由人。

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