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スズキマコト
自由人
元々は楽器屋のギター兄ちゃん。
趣味でプログラミングしてるうちに
本職になってしまった人。

過去に喋っていた言語
c pascal Assembler
perl PHP Python Ruby など
javascriptなどは都度必要に応じて。
最近Mac買ったのでswift勉強してます。

体ぶっ壊して死にかけたので人生RESET中。

Magic Keyboard難民の「次の1台」選び完全ガイド

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Macユーザーなら、一度はその完成度に惚れ込んだことがあるMagic Keyboard。
けれど、完璧に思えたそのキーボードにも、「実は不満だった部分」や「他製品への興味」が芽生えてくる瞬間がある。

・複数デバイスに切り替えたいのにできない
・Touch IDがあるせいで他に乗り換えづらい
・打鍵感は好きだけど、もっと軽快なものも気になってきた…

そんなあなたはきっと、“Magic Keyboard難民”の仲間入り。
この記事では、筆者自身の試行錯誤を通じて見えてきた「理想の次の1台」を探すためのヒントと、数々の比較・発見・迷走の記録をまるごと共有します。

妥協せず選び抜きたいあなたへ――
Magic Keyboardからの“卒業”と“再出発”に向けたガイドの始まりです。

contents

なぜMagic Keyboardに満足できなかったのか(悩みの出発点)

Magic Keyboardの使用上の制約を示す図。複数デバイスへの接続不可やTouch IDの制限など、乗り換えを検討する理由を視覚的に表現。

AppleのMagic Keyboardは、確かに洗練されたプロダクトだった。打鍵感の軽さと静音性、そしてMacとの親和性。最初は「もうこれしかない」と思えたほどに、指が吸い付くようなタッチ感に魅了された。
でも、使い続けるうちに見えてきた“限界”もあった。

特に痛かったのが、1台のデバイスしか登録できないという仕様。
仕事ではMac、プライベートではiPadやWindows機を使い分けるような環境だと、いちいち再接続する手間が無視できない。Bluetoothの切替がシームレスでないのは、地味にストレスになるポイントだった。

Touch ID付きのモデルを使っていた場合、Macと強く紐づいた使い方になってしまい、他機種ではその魅力が完全に活かせない。
「別のキーボードを使いたいけど、Touch IDがないと不便になるのでは…」というジレンマが生まれ、なかなか一歩が踏み出せなかった。

しかし、Apple Watch Series 10を導入したことでこの前提が覆った。
Macのロック解除や認証操作をApple Watchでカバーできるようになったことで、Touch ID搭載Magic Keyboardにこだわる理由が実質なくなったのだ。
これは、サードパーティー製キーボードに本格移行する決定打となった。

そして・・Magic Keyboardのキートップは意外に摩耗が早く、刻印が薄れてくるという声も少なくない。
特にヘビーユーザーほど「E」「A」「S」などのキーが先に禿げてきて、見た目にも残念な印象に。

Magic Keyboardのキートップは意外に摩耗が早く、刻印が薄れてくる

長年使い続けていると、良くも悪くも“慣れ”が出てくる。
Magic Keyboardに満足しつつも、「他の製品と比べたらどうなんだろう?」「もっと自分に合ったものがあるのでは?」という探究心が芽生える瞬間がある。
それは、まさに“次の一台”を探す旅の始まりだった。

求めていた「理想のキーボード」条件とは?

理想的なキーボードの条件を列挙した図。軽快な打鍵感、静音性、US配列、マルチデバイス対応など、筆者が求める要素を整理。

打鍵感はMagic Keyboardと同じくらい軽く、静かであること

Magic Keyboardに慣れた人間にとって、“打鍵感”の違和感は致命的
ガチャガチャとうるさい音、反発の強いキー、重たい押下圧――それだけで集中力が削がれる。

求めるのは、あのスッ…スッ…と吸い込まれるようなタッチ感
それでいて、音が静かで周囲に配慮できるのも必須だった。

US配列でMac用キー配列が完璧であること

筆者は完全にUS配列派。Cプログラマー的な方なら・・・わかるよねこの感覚笑
理由は「記号の配置が直感的(特に [ と ] )」「日本語入力の切替が確実」「見た目がスッキリしていて美しい」から。
JIS配列にありがちな「余計なキーの詰まり」や「バックスラッシュ地獄」に悩まされたくない。

ちなみにマスターはJISキーボード使えない民なので無理に使うと10倍速くらいキーインが遅くなりますw

さらに、Macで使うならCommandやOptionの位置、fnキーなどがApple標準に準拠していることも重要。
US配列+Mac最適化という組み合わせは、実は思った以上にレアだった。

マルチデバイス対応で切り替えがスムーズなこと

1台だけ接続できる時代は終わった。
Mac・iPad・Windows機・スマホなど、複数のデバイスを使い分けるのが当たり前の時代
だからこそ、Bluetooth/2.4GHz/USB有線などのマルチ接続に対応し、ワンタッチで切り替えられるかどうかは大きな評価ポイントになる。

「仕事中はMac、休憩時間はiPad、そのあとWindowsで作業」なんてときに、いちいちペアリングし直すのは無理ゲー。

サイズ感・見た目・静音性も妥協したくない

テンキーレスかフルサイズか――これは用途によって分かれるけれど、筆者の場合はMacBook Proの横に置いても違和感がないサイズ感が大事だった。

それに、見た目の美しさも気になる。安っぽいプラスチック感や、変に主張の強いデザインは避けたい。

さらに、「カチャカチャうるさくない」ことも絶対条件
在宅ワークやカフェ作業で音が響くようなキーボードでは、いくら打ち心地が良くても候補から外れる。

この理想を“全部満たす”キーボードが存在するのか?
その答えを求めて、次は構造方式ごとの違いに迷い込んでいく――。

シザー式/パンタグラフ/メカニカル/ロープロファイルの違いで大迷走

各キーボード構造の比較図。シザー式、パンタグラフ、メカニカル、ロープロファイルの特徴と違いを視覚的に解説。

「シザー式」なのか「パンタグラフ」なのか、構造の正体を探る

Magic Keyboardは「シザー式」と呼ばれる構造を採用している。
ただこの名称、調べれば調べるほど混乱する。なぜなら「パンタグラフ=シザー式の別名」だと説明するサイトもあれば、両者を区別して語るレビューもあるからだ。

結論としては、ノートPC系キーボードの“ほぼすべて”がシザー式であり、パンタグラフはその派生的な表現に過ぎない。
つまり、Magic Keyboardのタッチ感を求めるなら“シザー式”の中から探すのが正解だという認識に落ち着いた。

「メカニカル=高級」の罠と、軸の世界の深さ

次に試してみたくなったのが、よく耳にする「メカニカルキーボード」。
赤軸・青軸・茶軸など、軸の種類で打鍵感が全く異なるという話を見て「もしかしたらMagic Keyboard以上の打ち心地が手に入るのでは?」と期待した。

しかし、ここでひとつの大誤解に気づく。
メカニカル=高級・上位互換というわけではない。むしろ、真逆だった。

・赤軸:軽めだが、ストロークが深くてふわふわする
・青軸:カチカチ音が心地よいが、かなりうるさい
・茶軸:その中間だが、静音性ではMagicに遠く及ばない

どれも一長一短ではあるが、Magic Keyboardの“底付き感のないタッチ”とは根本的に違うと痛感した。

「ロープロファイル=Magic Keyboardっぽい」は幻想?

さらに登場するのが「ロープロファイルメカニカル」なるカテゴリ。
見た目も高さもMagic Keyboardに似ているため、「これなら代用できるのでは?」と試したくなる。

しかしここでも罠があった。
確かに高さは近いが、打鍵感はやはり“メカニカルの延長”であり、シザー式独特の軽さや跳ね返りは得られない
物理構造がまるで違う以上、「似て非なるもの」であることがはっきりした。

結論:Magic Keyboard感を求めるなら、ロープロファイルや軸選びの沼に入り込む前に、“構造”の違いを理解するべし。

次は、そうした迷走の末に比較検討した具体的な候補たちを紹介していく!

比較検討した候補たちと、それぞれの強み・弱み

Magic Keyboardと他の候補キーボード(MX Keys、Keychron K3/K7、Keychron B6 Pro、Macally)の比較表。構造、打鍵感、配列、接続性を一覧で示す。

Magic Keyboardからの“卒業”を決めたあと、いよいよ本格的に「次の一台」探しが始まった。
最初に考えたのは純正キーボードの別バージョンだったが、調べるほどに選択肢は多岐にわたり、沼も深かった

本当にMagic Keyboardの代わりになるのか?
候補ごとに「構造」「配列」「接続」「打鍵感」などの条件を見比べて、実際に触れたり調べたりしてわかってきたことを以下に整理した。

主要5製品の構造・打鍵感・配列・接続性を一覧で比較した表です。

比較項目Magic KeyboardMX Keys(US)Keychron K3/K7Keychron B6 ProMacally
構造シザー式シザー式ロープロファイル・メカニカルシザー式シザー式
打鍵感基準(軽・静)非常に近いやや反発ありほぼ同等やや安っぽい
配列US選択可US可(並行輸入)US選択可US選択可USモデルあり
接続Bluetooth(1台)Bluetooth/USB(3台)Bluetooth/USB(3台)Bluetooth/2.4G/USB(3台)モデル依存

以下でそれぞれのキーボードの使用感や注意点など、実体験ベースで補足していきます。

Magic Keyboard:
Apple純正だけあって完成度は極めて高い。
打鍵感、静音性、デザインのバランスはやはり唯一無二。
ただしマルチペアリング不可・接続切替が面倒という弱点はそのまま残る。
「Touch IDなしモデル+Apple Watch併用」なら、選択肢としてはアリ。

Apple(アップル)
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MX Keys(US配列):
Magic Keyboardのプロ版ともいえる完成度。
指に吸い付くような感触、静かな打鍵音、フラットで心地よい反応――「これこれ、これが欲しかった」と素直に感じるレベル。
ネックは国内正規流通ではJIS配列しか選べない点。US配列は並行輸入が前提。

Keychron K3 / K7:
見た目はMagic Keyboard寄りだが、構造がロープロファイル・メカニカル軸なので、
打鍵感には「スコッ」とした戻りや跳ね返りを感じる。
赤軸+静音仕様で“Magic風”に寄せることは可能だが、根本の感触はやはり異なる

Keychron B6 Pro:
Magic Keyboardとほぼ同じ打鍵感、見た目、静音性。
最大3台のマルチ接続、US配列対応、Mac表記ありという高機能に加え、価格が約8,360円という破格。
素材感にやや安さはあるが、「純正に一番近くて一番実用的」と言える一台。

Macally:
価格は魅力的だが、素材感やキータッチに“価格なり”の差がある。
キーの戻りにムラがあり、刻印や配列の細かなクセも気になる場合がある。
「とりあえず安くMagic風が欲しい」ならアリ。ただし長期使用には慎重な検討を。

追記:Satechi ST-BTSX3S
Amazonを漁っていたらなんかこれも良さそうです Mac配列でBluetoothは4台マルチペアリング!
早速ポチりました笑

最終的に重視した決め手と購入直前の不安

キーボード選定時に重視した要素と購入前の懸念点をまとめた図。打鍵感の近さ、US配列の確実性、質感や保証への不安を整理。

打鍵感の「近さ」がすべての出発点だった

「打鍵感がどこまでMagic Keyboardに近いか」という一点に、最終的な判断軸が集約された。
似て非なるメカニカル軸やロープロファイルモデルでは、どうしても“Magicっぽさ”に違和感が残る。
軽くてスッと沈み、跳ね返りがほとんどない感覚を再現できる製品でないと、納得できなかった。

その観点で候補をふるいにかけていくと、Keychron B6 Proが最後まで残った。

US配列が確実に選べる安心感

US配列であることは、個人的に絶対に譲れない条件だった。
配列ミスやJIS誤配送などのレビューも散見されるなか、注文直前まで慎重にチェックした。

Keychronは公式サイトで英語配列/Mac表記つきが明記されており、安心して選べた。
特にB6 Proは、国内正規代理店経由でも「US配列」として明記された販売ルートがあり、確実性が段違いだった。

最後まで気になった「質感」と「保証」

実売価格が6,930円/8,360円 (75%/100%モデル)という圧倒的安さゆえに、「逆に不安になる」というジレンマもあった。
「素材感は?」「キートップの耐久性は?」「保証対応はまともか?」といった不安要素が頭をよぎった。

複数のレビューを読み込んだ結果、質感は多少軽めだが打鍵感には影響なしという評価が多く、
正規流通ルート(Kopek Japanなど)経由なら保証対応もしっかりしているという情報を得て、最終的な後押しとなった。

購入前のまとめ(これから選ぶ人へ伝えたいこと)

キーボード購入前の総括を示す図。構造の違い、妥協のリスク、知識と体験の重要性など、選定時のポイントをまとめる。

シザー式の打鍵感を求めるなら「メカニカル」は近道ではない

Magic Keyboardが好きな人にとって、メカニカルキーボードは別ジャンルの製品だと割り切った方がいい。
たとえ「ロープロファイル」「静音赤軸」といった仕様でも、打鍵感や跳ね返りの感触はやっぱり違う。

軽く、わずかなクリック感を残しつつ、打鍵と同時にキー入力が完了し、文字が即座に反映される感覚
この繊細なフィーリングは、Magic Keyboardのようなシザー式独特のもの。
メカニカルのカチャカチャ感も悪くはないが、静かに、高速にタイピングしたい場面では、ストロークの深さすら不快に感じてしまう

だからこそ、メカニカル=高級=Magicより上、という図式に惑わされないことが大事。

妥協すると必ずどこかで後悔する

配列・打鍵感・接続性のうち、どれかひとつでも妥協すると“使っていてストレスになる”瞬間がくる
たとえば、せっかく打鍵感がよくてもJIS配列だとイラッとしたり、マルチ接続がないといちいちペアリングをやり直したり…。
見た目や値段に釣られて「まあいいか」で選ぶと、あとで絶対にやり直したくなる

だからこそ、買う前に「自分は何を優先するのか」を書き出してみると判断しやすい。

知識武装と体験重視のハイブリッドが最強

構造の違い、打鍵の癖、配列の落とし穴――
ある程度の知識がないと、比較検討すら正確にできない世界だった。

でも最終的には、自分の指と感覚で確かめた印象がすべて
スペックで勝っていても、なんかしっくりこない製品はあるし、その逆もある。

だから結局、最強の選び方は:

知識をつけて候補を絞り込む
最後は手の感覚で決める

この2つを押さえておけば、大きな後悔はしないはず。

よくある質問

よくある質問

Magic Keyboardと「パンタグラフ式」の違いはありますか?

実質的には違いはありません。Magic Keyboardは「シザー式」とも呼ばれますが、これはパンタグラフ式の一種で、構造的には同等です。
そのため「パンタグラフ=Magic Keyboardに近い」と考えて問題ありません。

ロープロファイルメカニカルはMagic Keyboardと打鍵感が似ていますか?

外見や高さは似ていますが、構造が異なるため打鍵感は異なります。
ロープロファイルメカニカルは赤軸や静音赤軸を選ぶことで近づけられますが、跳ね返りや打鍵音に違いが残ります。

Keychron K3/K7とB6 Proの違いは何ですか?

K3/K7はロープロファイル・メカニカル軸を採用しており、B6 Proはシザー式(Magic Keyboardに近い)構造です。
打鍵感を重視する場合、Magic Keyboardライクな感覚を求めるならB6 Proの方が近いです。

US配列を選ぶ際に注意すべきことはありますか?

商品説明の画像や表記に「US配列」「英語配列」「ANSI」と明記されているかを確認しましょう。
一部ではJIS配列との誤表記もあるため、購入前にキー配列の写真も必ずチェックするのがおすすめです。

Touch IDが使えなくなるのが不安です。代替手段はありますか?

Apple Watchを使用している場合、Macのロック解除や一部の認証をApple Watchで代用できます。
これによりTouch ID搭載のMagic Keyboardを使わずとも、セキュリティ面で大きな支障はありません。

しかしながら万が一の保険のためにMagic Keyboardも併用しているマカーも少なくありません(私もですw

MX KeysとKeychron、どちらがMagic Keyboardに近いですか?

打鍵感の面ではMX Keysがより近いと感じる人が多いです。
一方で、KeychronはUS配列や構成の自由度に優れており、拡張性を求めるならKeychronも選択肢になります。

価格だけ見るとMagic Keyboardと他の候補は大差ないのでは?

価格帯は確かに近いですが、機能や自由度に差があります。
Magic Keyboardは品質や見た目で優れていますが、マルチペアリングやカスタマイズ性に制約があります。用途に応じて適切なバランスを見極めましょう。

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この記事を書いた人

makotoのアバター makoto Blogger&YouTuber

サーバー管理者として17年ほど仕事でサーバー触ってました。
www,mail,dns,sql各鯖をすべてFreeBSDで運用してましたが現世ではかなりレアなタイプになるみたいですね笑

viやシェルスクリプトとかperlとかgccとかFreeBSDとか実はbashよりtcshが好きとか時々寝ぼけるのは
その名残でしょう。

今まで縁の下の力持ち的な他人のためにプログラムを書き他人のためにサーバー構築し他人のためにWEBサイトを創る的な世界から
自分の好きなことに集中できる環境は実に気持ち良いですね。
現役は引退済みなので難しいことはやりませんしやれません。

現在 ほぼ自由人。

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