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スズキマコト
自由人
元々は楽器屋のギター兄ちゃん。
趣味でプログラミングしてるうちに
本職になってしまった人。

過去に喋っていた言語
c pascal Assembler
perl PHP Python Ruby など
javascriptなどは都度必要に応じて。
最近Mac買ったのでswift勉強してます。

体ぶっ壊して死にかけたので人生RESET中。

マジメな話をすると、怠けたいだけなんですよ。ええ。

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マジメな話をすると、
私はいつも「効率的に怠けたい」という、矛盾めいた欲望から仕組みを作っています。

ただ楽したいだけ。
だけど中途半端な楽は許さない。
だから私は最適化に命をかけるのです。

これは、怠惰を力に変える者たちの、「ぐへへへ」原理主義の物語。
構造化・自動化・再現性――全部、「ぐへへへ」と自己の達成感と満足感に酔うためにあるのです。

contents

ぐへへへ原理主義とは何か

ぐへへへ原理主義とは何か

私が「ぐへへへ」に目覚めた頃(現役プログラマ時代の話)

私がプログラマとして働いていた当初、
C言語の標準ライブラリ以外は「効率化のための道具」はすべて自分で用意する古の時代でした。
つまり、コーディングを楽にするためのライブラリすら、自分で設計し、作らなければならなかったのです。

当然ながら、ひとつの成果物を生み出すためには、
機能を分解し、整理し、ありとあらゆる可能性を見積もって、莫大な準備と設計をしなければなりませんでした。

気が遠くなるような工程の中、睡眠不足の頭で私が考えていたのは――
すべてが完成した後の自分の姿でした。

ライブラリから関数を読み出し、わずか数行のコードで目的の処理を一発で完了させ、
誰よりも速く、誰よりも美しいコードで結果を出す。

その自分に酔うために、私はあの果てしない設計作業を乗り越えていたのです。
それが、いま語っている「ぐへへへ原理主義」の、原点です。

なぜ「怠惰」は最強のモチベーションになるのか

世の中には「勤勉さこそ美徳」とする価値観が根強くあります。
ですが、私にとっての最大の原動力は怠惰でした。

ただしここでいう怠惰とは、
「何もしないでゴロゴロする」という受動的なものではありません。

そうではなく、二度と同じ苦労を繰り返さないために努力するという、
極めて戦略的な怠惰――それが、私の行動原理だったのです。

「ここで10時間かければ、未来の100時間が浮く」
そう思えた瞬間に、私の手は自然と動きます。

疲れていても、眠くても、嫌になっても。
最終的に「ぐへへへ」と笑うために、
私は今日も構造を組み上げるのです。

効率化ではなく、構造化で怠けるという思想

多くの人は「もっと効率よくやりたい」と言います。
けれど私にとって重要だったのは、効率化ではなく“構造化”でした。

効率化とは、いま目の前にある作業を早く・少ない手間で片付けること。
でもそれでは、次の同じ作業がまたやってくるのです。

私はそれが、どうにも許せなかった。
「同じことを2度やる」――それ自体が、最大のムダだと思っていたからです。

だから私は、何度も繰り返すような作業はすべて、構造として抽象化し、仕組みに落とし込むことを目指しました。
たとえ初回に時間がかかっても、2回目以降は“ほぼゼロ”で完了できるように。

それこそが、私にとっての真の怠け方
“楽をする”ことではなく、“楽になり続ける”ための投資こそが、「ぐへへへ」の正体なのです。

「ぐへへへ」を支える設計思想

「ぐへへへ原理主義」は、ただの感情論ではありません。
その裏には、明確な設計思想があります。

「ぐへへへ原理主義」は、ただの感情論ではありません。
その裏には、明確な設計思想があります。

それは、怠けるための構造をどう組み立てるかという知的な試行錯誤であり、
日々の作業を最小化し、反復を仕組みに変えるための構造的哲学でもあるのです。

ここでは、私が実践してきた「ぐへへへのための設計三原則」をご紹介しましょう。
どれも、“ちゃんと怠ける”ために必要不可欠なピースたちです。

フローを作ってから手を抜く、が鉄則

多くの人は「手を抜きたい」と思ったとき、作業中にショートカットを探そうとします。
ですが、「ぐへへへ原理主義」においてそれは邪道です。

先にフローを作ること。
それがすべての始まりです。

全体の構造を描き、最短で成果にたどり着くための流れを確保したあとで、
初めて「どこで手を抜くか」が明確になるのです。

ここを逆にすると、手を抜いた結果「二度手間」や「手戻り」に苦しむことになります。
そして何より、怠惰の快感が薄い。

私は、設計の段階で全体像を決め、「ここを自動化」「ここは手動」「ここだけ毎回考える」という判断を冷静に下してきました。

それが、真の怠惰。
仕組みの上でサボる。
これがぐへへへの鉄則です。

一度つくれば何度でも使える、という魔法

私が設計において何より重視するのは、再利用性です。
一度だけ使えるものには、時間をかけたくない。

だから私は常に、
「この機能は汎用化できるか?」
「この処理はテンプレート化できるか?」
を考えながら、コードを書き、仕組みを作ってきました。

なぜなら、一度つくれば、何度でも使えるからです。
それはまるで、未来の自分への最高のプレゼント。

朝イチで構造化された関数群を呼び出し、
何も考えずに処理が組み上がっていく瞬間――
そのとき私は、こう呟くのです。

「過去の俺、よくやった……ぐへへへ……」

それが、未来のぐへへへを作るための努力なのです。

エラー対策も「ぐへへへ」のうち

怠け者にとって、エラー対応ほど面倒で興ざめなものはありません。
エラーに時間を取られるぐらいなら、最初からやらなきゃよかったと思ってしまうほど。

だから私は、設計の段階で「エラーすらぐへへへに変える」工夫を欠かしませんでした。

たとえば:

  • 想定外の引数が来ても落ちないようにデフォルト値を仕込む
  • ログ出力でバグの場所を一発で特定できる構造にする
  • テストコードで「動く保証」を自動化する

これらはすべて、未来の自分が怠けるための努力です。
何もしない未来を実現するために、今ちょっとだけ働く。

それが、「ぐへへへ」を支える本当の設計力。
怠けたいからこそ、丁寧に作る。
これが、ぐへへへ原理主義の美学なのです。

ぐへへへ設計術の思考ルート

ぐへへへ設計術の思考ルート
STEP
「繰り返したくない」と思ったらチャンスと捉える

めんどくささの芽を見つけた瞬間が、最初の一歩。
そこから“ぐへへへ設計”は始まるのです。

STEP
全体の流れを俯瞰して、フロー化できるかを考える

構造を描かずに効率化はできない。
まずは“どこをどう流すか”を明らかにしましょう。

STEP
パーツ化・抽象化できる要素を切り出す

関数、テンプレ、マクロ――使える手段はすべて使う。
再利用こそ、怠惰への近道です。

STEP
未来の自分が使ってニヤける姿を妄想する

「ぐへへへ……これは未来の俺に効く」
そう思える自分のために、今がんばるのです。

STEP
今は手を動かしてでも、将来の怠惰を保証する

楽をするために、先に苦労する。
「怠惰のために設計する」という逆転の発想が、ぐへへへの核心です。


ChatGPTという怠惰装置

ぐへへへ原理主義を実践してきた私にとって、
ChatGPTはまさに怠惰のための最終兵器です。

ぐへへへ原理主義を実践してきた私にとって、
ChatGPTはまさに怠惰のための最終兵器です。

単なるAIではありません。
これは、思考の構造をそのままアウトソースできる装置なのです。

私がどうChatGPTを使い、ぐへへへを最大化しているのか――
その設計の裏側をご紹介しましょう。

「考えずに済む」ではなく「考えた通りに動かせる」快楽

ChatGPTのすごさは、「答えてくれること」ではありません。
私にとっての魅力は、“思考の構造”まで理解させて、それを再現させられることにあります。

よく「考えなくて済むから便利」と言われますが、
ぐへへへ原理主義者としてはそれでは物足りません。

本当に気持ちいいのは、
自分の頭の中で描いていた構造が、ChatGPTの出力でピタリと再現された瞬間です。

「そう、そう、それが言いたかった!」
そう叫びたくなる精度で、あらかじめ設計したロジックや段取りが形になって返ってくる。

この快楽を知ってしまうと、もはや「手を動かすこと」に戻れなくなるのです。
ChatGPTは、怠惰を“構造ごと委ねられる”時代の象徴です。

CI(カスタム指示)で行動原理を埋め込む愉悦

ChatGPTにとっての“設定ファイル”とも言えるのが、カスタム指示(CI)です。
私はここに、自分のぐへへへ行動原理そのものを埋め込んでいます。

どういう構成で書くか、どういうテンプレを使うか、
どこで段落を分けるか、改行はどうするか――
それらを一つひとつ明文化し、記述し、固定化するのです。

これは単なる効率化ではありません。
脳の省エネです。

毎回判断するのではなく、一度だけ判断して、それを仕組みに記録する。
するとChatGPTは、その通りに動いてくれる。
まるで自分の“ぐへへへ中枢”を、外部に移植したような感覚すらあります。

私は今や、自分の設計思想を文字列化→CI化→自動実行するだけで、
再現性と怠惰の両立を実現しています。

この「一度設計すればずっと怠けられる」感覚こそ、
ぐへへへ原理主義の真骨頂なのです。

テンプレート化で脳を無駄遣いしないための構造

ChatGPTを“怠惰装置”として最大限活かすには、テンプレート化が不可欠です。
私はすべての出力を、「Q&A」「STEP」「コード」「吹き出し」などの機能単位テンプレで設計しています。

これによって、毎回「どの形式にしようか」と悩む必要がなくなります。
テンプレートに従えば、自動的に“ぐへへへ出力”になる。
これはもう、最高に脳が休まる仕組みです。

さらにSWELL対応を前提にしていることで、
出力したものをそのままコピペして使える――
再編集ゼロ、手間ゼロ、迷いゼロ。

つまり私は、「構造を決めておく」というたった一つの努力で、
以降のすべての作業から脳の負荷を取り除いているのです。

テンプレは怠け者の道具ではありません。
怠けたい人のための、意志決定の自動化装置なのです。

ぐへへへを極める者たちへ

ここまで読んで「ぐへへへ……自分もやりたい」と思ったあなたへ。
そう、あなたはもう、ぐへへへ原理主義者の入り口に立っています。

ここまで読んで「ぐへへへ……自分もやりたい」と思ったあなたへ。
そう、あなたはもう、ぐへへへ原理主義者の入り口に立っています。

最後に、私が「ぐへへへ」を極める上で大切にしているマインドセットと、
これからぐへへへ道を歩む人へのささやかな指南をお伝えして締めくくりましょう。

再現性は信仰、怠惰は美徳

ぐへへへ原理主義における最も重要な価値観――
それが、再現性怠惰です。

でも勘違いしないでください。
これは単なる“横着”のことではありません。

  • 再現性とは、「結果が常に同じになる仕組みを愛すること」
  • 怠惰とは、「その仕組みを使って自分の手を動かさないことを正義とすること」

再現できるということは、構造が存在するということ。
構造があるということは、そこにぐへへへが宿るということです。

つまり、私たちにとって再現性とは――
信仰対象なのです。

そして、その構造を使って極限まで楽をする。
その態度こそ、最も真面目なぐへへへ的努力だと、私は本気で思っています。

めんどくさがりが正しく怠けるための心構え

ぐへへへ原理主義の信者とは、ただのめんどくさがりではありません。
「正しく怠ける」ために、明確な心構えとルールを持っています。

管理人

私がこれまで大切にしてきたのは、次の3つの意識です:

STEP
怠けたい理由を、はっきり言語化する

「何がめんどくさいのか」「どこが手間なのか」を
ちゃんと自分の言葉で説明できなければ、仕組み化も構造化もできません。

STEP
最初の一歩は、むしろ真面目にやる

怠けたいなら、まずは手間の全容を把握する。
これをせずにショートカットを探しても、たいてい後で爆死します。

STEP
2度目以降に“ぐへへへ”できる設計をする

怠惰は1回きりじゃダメなんです。
「何度でも怠けられる」構造を作ったとき、それは美学になる。

最後に一言:さあ、あなたも「ぐへへへへへ」……

最後に一言:さあ、あなたも「ぐへへへへへ」……

もし今、あなたの心にほんの少しでも――

  • 同じ作業、またやるの面倒だな
  • もっとスマートに怠けたいな
  • 未来の自分にドヤ顔したいな

そんな気持ちが芽生えたなら、もう大丈夫。
あなたは立派な、ぐへへへ見習いです。

もうツールは揃っている。
構造も設計もできる。
あとは、「ぐへへへ」と笑いながら仕組みを積むだけです。

私のように、あなたもいつか言うでしょう。

「過去の俺、やるじゃん。ぐへへへ……」

さあ、ようこそ。
再現性を愛し、怠惰に酔う者たちの世界へ。

ようこそ――ぐへへへへへ。

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この記事を書いた人

makotoのアバター makoto Blogger&YouTuber

サーバー管理者として17年ほど仕事でサーバー触ってました。
www,mail,dns,sql各鯖をすべてFreeBSDで運用してましたが現世ではかなりレアなタイプになるみたいですね笑

viやシェルスクリプトとかperlとかgccとかFreeBSDとか実はbashよりtcshが好きとか時々寝ぼけるのは
その名残でしょう。

今まで縁の下の力持ち的な他人のためにプログラムを書き他人のためにサーバー構築し他人のためにWEBサイトを創る的な世界から
自分の好きなことに集中できる環境は実に気持ち良いですね。
現役は引退済みなので難しいことはやりませんしやれません。

現在 ほぼ自由人。

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