リンク切れ(404)はSEOに悪影響
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リンク切れがあるといけない理由
GoogleのJohn Muellerさんは
「404 Not Foundは、ホームぺージのインデックスやランキングに悪い影響を与えない」
と発表してますがこれはあくまで順位のだけの話。
404を起こしたリンクがある場合考えられるSEO的に不利になる部分は
- ユーザーエクスペリエンスの低下
- リンクを辿ろうとしているクローラーが404検知でそこでクロールを停止する。
ユーザーエクスペリエンスはユーザーの使いやすさやわかりやすさと理解すればいいと思います。
当然リンクが切れまくっているサイトとかみたら
「このサイトはもうメンテしてない放置サイトなんだな」と
誰しも考えます。以降は情報を判断する前に普通に離脱しますよね。
次にクローラーがリンク切れに遭遇した場合そこでクローラーは情報収集を停止するので
リンク先のSEOの評価が正確に行われない可能性は考えればわかりますよね。
以上を考えるとリンク切れの放置は大問題です。
リンク切れが起こるのは何故?
記事が少ないうちは気をつけていればリンク切れは自分とは関係ない話ーなんて
思っている方割合といるんじゃない?実は私もそうでした。
確かに記事が少ないうちは各記事に目が行き届くのでまあ大丈夫な場合も多いかもしれません。
しかし記事に内部リンクをつけたりタグを増やしたりカテゴリーを変えたりと日々内部構造を変化しつつ
BLOGが育っていくとついうっかりなミスは明らかに増えてきます。
記事数が50とか100以上とかになるともう目で追うだけじゃわかりません。
サーチコンソールのエラーで初めてリンク切れに気がついて慌てて直すなんてシーンが必ず出てきます。
内部リンクが切れたりするとリンク切れた情報はわかるのですがどのページに設置したものが切れたのか
探すのに苦労します。
そうなるとやはりリンク切れを調べるツールが必要になりますね。
リンク切れを検知する方法
実は色々あります。
- WEBサービスでやるもの
- ワードプレスのプラグインでやるものなど
- ローカルのソフトウェアでやるもの
WEBサービスの特徴
ソフトウェアのインストールやプラグインの設置などの手間がないので手軽に確認できるのだが
基本的に動作がクッソ遅い。そして細かくチェックできないものがほとんどなので
あまり実用性はないと私は考えます。
ワードプレスのプラグインでやるもの
よくリンク切れの対策記事にオススメされているのが
ワードプレスの Broken Link Checker的なプラグイン。
たまにしか実行しないリンク切れチェックをワードプレスのプラグインに置いておくのは重たくなって個人的には嫌ですので例を出しません笑
プラグインでやりたい方はプラグインの新規で検索すればうじゃうじゃ出てきます。
これも基本的に遅いし細かい検査はできないんじゃないかな?使ったことないから適当な事言ってますw
ローカルのソフトウェアでやるもの
筆者のおすすめはこの系統。
インストールする手間はありますがそれを手間と考えるのも寂しい気もするがw
計測速度は基本的に超速い。
そしてソフトにもよるが色々細かく検査できる。
自分のローカルのPCでソフトウェア的にやるので
プラグインみたいにワードプレスを重くすることもない。
windows版のリンクチェッカーはググればいくらでも出てくるので
各自でご確認ください。
Chromeの拡張機能の場合
Check My Links あたりが良さそうですがこれはページ単位で検査する感じですので
全体を一気に検査するには少し目的が違うかも。
インストールするとオプション設定の画面がChrome上に出現しますが
デフォルトのままでOK。
404のリンクを赤色表示してくれるのでとりあえずわかりやすい。
正常リンクなら緑表示になります。
こんな感じ
![](https://mlabo.org/wp-content/uploads/2022/06/b69b9291efc3472ece64aef59fe07c1d.png)
私はMACユーザーなのでこいつをおすすめしたい
APPストアでインストール完了したらすぐに使えます。これは無料版です。
まず計測がクッソ速い。もちろんお使いのネットワークの速度に依存しますが
サーバーサイドでやる場合のオーバーヘッドないので超高速に動作します。
総数8686リンクのフルスキャンの様子(50秒弱で完了します超高速)
使い方
このソフトの使い方は非常に簡単です。
初期設定として Optionsで This Page Only 以外全てチェック入れておけばOKです。
![](https://mlabo.org/wp-content/uploads/2022/06/a9d51eb05a936c1bad88e2fe381c426a.png)
Starting URL には 検査したいBLOGのTOPページのURLを入れます。
Rulesはそのままで
その隣のAdvancedを開きます。
![](https://mlabo.org/wp-content/uploads/2022/06/3a425b2b738207f41d115cf40af402c8.png)
TimeOutはデフォルト30ですがここは適切な任意な数値で良いと思います。
サーバーが遅い場合はここをあまり早くするとタイムアウトだらけになって正常に計測できないので
様子見て数値変えて下さい。
その2つ下にあるNumber of threads は 同時に計測するスレッド数を指定します。
ここの数値を大きくすれば理論上はより高速になりますが同時アクセスがあまりに過大になると
サーバー側がDDOSと勘違いしてパケット捨てられる可能性あるので20以下でやるべきです。
スレッド数が少なすぎると計測に時間がかかるので注意です。
これらの設定が完了したら画面最上段のGOを押して計測します。
先の動画でお見せした通り計測が終了するとリザルトをファイルに落とすか聞いてくるので
そこは必要ならSAVEしますがまぁ通常はキャンセルで画面で確認すればいいと思います。
上のモード切り替えTABで By Link URLを開くと以下のような状態で表示されます。
![](https://mlabo.org/wp-content/uploads/2022/06/ac8a8dc3da5baeaea6283dfa0f6998d1.png)
この状態だと正常なリンクも全て表示しているのでエラーを探すのが面倒です。
画面の1番右上に三角にびっくりマークをクリックすると 404のリザルトだけフィルターして出力します。
こんな感じ
![](https://mlabo.org/wp-content/uploads/2022/06/422fe68251a35f239461e82083af5adf.png)
この画面で404エラー出ている行でダブルクリックして詳細を出してください。
詳細を見るとエラー箇所とリンク元など詳しくわかるので修正もスムーズに可能ですね!
![](https://mlabo.org/wp-content/uploads/2022/06/c278eb55f385a71615133c0a99b6eb01.jpg)
このソフト使えば基本的に想定される全てのリンク切れを超高速に検出しますので便利なことこの上ないですね!
MACユーザーの方はぜひ使ってみてください。
追記:
ほぼ正常動作しますが 当方の M1MAXのMBPだとたまーに落ちることありますw
その場合はソフト再起で正常計測できますのでまぁよしとします。