docomoホームルーターHR02とHR01:5G高速通信とWi-Fi 6対応の詳細比較
最新のdocomo ホームルーター HR02を購入いたしましたのでレビューをしますよ
HR02の新機能:docomoホームルーターの進化を詳しく解説
HR02はdocomoから2023年3月に発売された最新のホームルーターです。
旧機種のHR01から進化した部分をいくつか挙げてみましょう。
- 最適なアンテナ選択による5G高速通信
- Wi-Fi 6やWi-Fi EasyMeshTMに対応。宅内で快適な高速通信を実現。
- 本体LEDの照度調節が可能に!
- wifi6がHE160に対応 旧機種は1.2Gbpsリンクが2.4Gbpsリンクに高速化
- LAN portが2.5G対応
それぞれ説明していきたいと思います。
最適なアンテナ選択による5G高速通信
アンテナに関しては外から飛んでくる5G波を送受信するアンテナとwifi6機器に向けた内部向けのアンテナと
2種類あるわけですが公式の説明見ると外向けなのか内向けなのか誤解しそうな表記ですね。
多分内向けのwifiアンテナのビームフォーミングのことを言っているのでは無いかと思うのですが
いずれにしろ旧機種よりさらに高速通信に対応させたということでしょう笑(適当)
Wi-Fi 6やWi-Fi EasyMeshに対応。宅内で快適な高速通信を実現。
現行はwifi6Eまで総務省は認可してますがHR02はwifi6です。6と6Eの違いは簡単に言えば6GHZ帯が使えるか
使えないかの違いで当然6GHZ帯が使用できる6Eなら広大なチャンネルをHE160で悠々と確保して高速通信できるぜって事。
まぁ余程混雑している地域でなければ旧規格でもHE160は同じですので大丈夫です。
実際wifi6でリンクアップさせて運用すると超速いですね
EasyMeshに関してはまだ実験しておりません。
現行で色々なmesh規格が乱立してますが最終的にEasyMeshに落ち着くのかな?
近々Easy Meshで組む予定なのでまた記事とか動画出します!
TP-LINKのONE meshとEasy meshの大きな違いは親ルーターからブリッジ接続が
可能なこと。これは結構大きい。One mesh規格だとそれができない。
HR01はHE160に対応してません。wifiの速度が遅いのが気に入らなくてHR01+TP-LINK(HE160対応)ルーターで無理やりmesh-wifi化する動画を出してますがこれはOneMeshの場合仕様上ブリッジ接続が不可能なので一般的に非推奨のダブルルーター化して使ってます。
本体LEDの照度調節が可能に!
これは結構地味だけど嬉しい笑
HR01はLEDが眩しい。照度調整できないから100%の輝度でLEDが光るからマジで眩しいw
HR02は25%/50%/75%/100% の4段階で調整が可能です
wifi6がHE160に対応 旧機種は1.2Gbpsリンクが2.4Gbpsリンクに高速化
上でも軽く触れてますがHR01はHE80規格で1.2Gbpsでリンクアップでした。
HR02はHE160規格なのでwifiがより高速になってます。リンク速は2.4Gbps
単純に倍速ですね
Youtubeの動画で実際にFASTで速度計測してますがwifi接続で軽く1Gbpsあたりまで
通信速度が伸びますのでびっくりですねw
LANが2.5Gに対応
もう1GbpsのLANって遅いですよね・・。世の中は10Gbps↑を目指しているし。
でも値段がまだまだクッソ高いのでそういうのは一部のブルジョワな方々にお任せして
我々一般平民仕様としては2.5GのLANが実用的。
値段的にもこなれてきてるので手を出しやすいと思います。HR02も2.5に対応してくれたおかげで
家庭内LANでの低速ボトルネック排除の恩恵はありますね
さてここの主がEasy Mesh化したい理由を言っておこう
HR02は現在のwifi6規格をフルスペックで対応しているので1番重要な速度的には全く問題ないと私は思っています。
HR01の不満点を充分に解消して後継機として出てきたと思います。
しかし前述の最新規格のwifi6Eには対応してないので6GHZ帯を使いたい!ただそれだけです。
6GHZ帯をなんで使いたいのかっていうとあの忌まわしきDFSを回避できるからですねー
DFSって何よ?
Dynamic Frequency Selection。航空管制、気象などで使用されるレーダーの干渉波を検出して、干渉のないチャンネルに強制移動させる機能。
5GHZ帯のwifiで使用できるBANDはW52,W53,W56が存在します。
最高速のHE160接で続したい場合、W52だけでは160MHZのバンド幅を取れません。
なので当然全てのチャンネルを使用するわけですがここにDFSの落とし穴があります。
レーダー波をキャッチした場合このDFSが発動すると電波が干渉する可能性のあるW53,W56は強制的に閉鎖されて
W52のみの接続になります。
するとどうなるかというとHE160接続が不可能になり強制的にHE80接続になってしまうわけね。
ところでそのDFSが発動すると
僕が以前使用していた TP-LINKのルーターはこのDFSが発動してHE80にダウンされるとそのまま復帰できずに
HE80のままになってしまうという仕様でした。なので時々手動で再接続してHE160を復活させなければいけないという
めんどくささがあったのですがこのHR02はなぜかHE160をずーーーとキープしている。
何かギミックがあるのだろうと色々と設定確認していたところ
設定画面に怪しげな設定が笑(画面1番下の部分)
このwifi品質キープって怪しくないっすか笑?
表現が抽象的すぎるのでdocomoに問い合わせたところdocomoでも詳細を把握していないのでメーカ確認のため保留って言われてしいました。
直接メーカに私から問い合わせてもいいですかと聞いたらダメと怒られてしまったので大人しく待ちましたよ2週間程。
んで先日回答きたのですが「動作内容と仕組みは企業秘密です」ていう回答だったらしい。
仕方ないので自分で確認するしかないので画面の通りwifi品質キープの利用を「無効」にしてどうなるか検証中です。
私が想像するにHE160→HE80落ちした後に自動的にHE160にチャンネル再割り当てするのではないかと睨んでますが
この無効状態でHE80落ちしてそのままなら推察が当たっていたことになるのですがどうなるでしょうかねー
とりあえずしばらく放置してどうなるか検証します。
ちなみに有効にしている状態(デフォルト)では一度もHE80落ちでそのままになっていたことはありません。
ちなみに近くに航空自衛隊もありますので笑 航空管制レーダーとか飛びまくってそうな場所に住んでます。
さてwifi6E対応のEasyMeshルーター買わなきゃw コスパが良くてフルスペックのやつはー
え wifi7もうすぐじゃん? その時はその時で考えるわい
最近登録者1000人超えました!! あなたのチャンネル登録まってます笑
HR02の設定の徹底解説はこれみてね 30分強の長尺動画です 時間しおりとかつけてないので不親切ですねーw