【MAC】マウスのスクロールのカクカクを排除してスムーズにする
純正マウス以外を接続するとカクカクになる問題は
MACユーザーなら誰しも経験すると思います。
カクカクに慣れている人は逆にスムーススクロールはだるいって人もいますが
元々Magic Trackpadのスクロール挙動に慣れていた筆者は
ロジクール マウストラックボールM575 を併用するようになってから
このマウスのセンターホイルのスクロール時のカクカクがどうしても気に入りませんでした。
悩んでいたところそれを解決するアプリを見つけましたので記事にします
- 全てのアプリでスムーススクロール対応
- アプリ個別に細かくON/OFF可能
- マウスホイルのスクロール方向変更可能
- 一時的にスクロール速度をブーストしたり
- 一時的にスムース効果を停止したり
- 一時的にマウスホイールを横スクロール用にすることも可能
Mosという名前のソフトウェア
こいつをインストールしてやるとロジクールなどの純正以外のマウスでも
純正のMagic MouseやMagic Trackpadと同じようなスクロール感を手に入れることが
できるようになります。
ちなみに筆者はトラックボールを使いたいというのもあるのですが
Apple純正のMagicMouseだけはどうしても好きになれないので
社外品を使用してます。
ソフトウェアは無償で利用できます。
インストールの仕方
brewをお使いの場合
ターミナルから brew install mos で 1発インストール可能です。
この機会にbrew入れてみようと考える方は>>こちら
ブラウザでダウンロード・インストールする場合
>>ソフトウェア配布元からダウンロードします。
Pageの Download Now からダウンロードしてください。
Mos.Versions.3.3.2.dmg(2022/0702現在の最新バージョン) がダウンロードされますので
このdmgファイルを起動して
インストーラー画面の右側のApplicationsにぐいっとドラッグしてください。それでインストールは完了です。
初回の起動から初期システム設定について
Applecationsにインストールされているのでそこでダブルクリックもしくは
Lanchpadから起動してもOKです。上記のアイコンがあるはずですのでそこをクリックして起動しましょう。
初回起動はAppleStore以外からインストールした場合のいつもの警告でますので
この場合はcontrol押しながらアイコンクリックするか アイコンをマウスで右クリック
もしくMagic Trackpadならアイコンで二本指押しでコンテキストメニューを出してから
「開く」から起動してください。
初回に起動すれば次回からはクリックだけで起動可能です。
初期システム設定のやり方
まず最初に起動するとこの画面が出ます。
Next押して進めます。
これもNext
Allow to access を押す
アクアセシビリティアクセスの警告出るので
システムの環境設定を開くを押す
左下の鍵アイコンの鍵を開けて
右側の一覧から Mos.app を探して チェックマーク入れる。
チェック入れたら鍵を閉じてウィンドウも閉じてOKです。
初期設定終わったらアプリの設定をしましょう
ディスプレイ上部のメニューバーに同じアイコンが1番左に並んでいるはずなのでそこで細かい設定を行います。
上部のアイコンをクリックして Preferencesを開いて設定をいたします。
まずは Generalから説明します
画面の通りに設定で良いと思います。
Smooth Scrolling | スムーススクロールのON/OFF |
Scroll Reverse | システムデフォルトの逆にするならチェック |
Lanch on Login | システム起動時に自動起動するならチェック |
Hide Stattus Bar Icon | 上部メニューバーにアイコンを消すならチェック |
基本的には画像の通りで良いと思いますが
お好みで良いと思います。
マウスのリバース設定はシステムで基本的な方向を決めてあるものを逆に設定することが可能です。
Hide Stattus Bar Iconで上部のアイコンを消した場合このメニューを呼び出すためには
LaunchpadかFinderのアプリケーションの中のアイコンをクリックすればメニュー開きます。
Advancedの設定
上記は私の設定例です。
Dash Key | Scrool速度を一時的に加速する |
Toggle Key | 一時的に横スクロールに変更する |
Block Key | 一時的にスムーススクロールを停止する |
Step | マウスホイル1クリックで何カウント進むか量 |
Speed | 実際に移動する相対速度 |
Duration | マウスホイル停止後にどれだけ残留移動するか |
STEP Speed Duration はデフォルト設定でほぼ良いでしょう。
1番下の Reset to default をクリックすればデフォルト設定にリセットします。
Exceptionの設定
これはアプリごとに細かく制御が可能になります。
例えばターミナルとかの場合スムーススクロールは邪魔なので
個別にOFFが可能になります。
画面最下部の +とーを 使用してアプリの登録/解除を行います。
それぞれ スムーススクロールのON/OFF と ホイール回転時のスクロール方向が
個別に設定できます。
この Exception の中の 個別のReverseモードが ちょとややこしいのですが
Generalで Scroll Reverse がONになっていない場合は動作致しません。常にGeneral設定の
OFF状態が優先されるようです。
+で任意追加した各ソフトウェアの右端にある○に・・・をクリックすると
個別に Advancedの設定をすることができます。
右上の inherit Global Settings のチェックを入れていると Global設定をそのまま適用するという意味になります。
設定する必要がある場合はここを外して個別に設定を行います。
まとめ
私のBLOGはスムーススクロールをプラグインで実現してますが
サファリで閲覧して純正外マウスで操作する場合にはスムースになりません。
このクライアント側のアプリのMosを使用すると当然ですが全てのソフトウェアでスムーススクロールが可能ですので
非常に快適に社外マウスがMagic Mouseの用なスクロール感で使用出来るようになります。
必要のない時には即停止してスクロールすることも可能ですし
スムースを適用するアプリも限定したり細かく設定できるので皆さんもぜひ試してください。