wifi6の規格の再確認と2402Mbps対応中継機のお話し
さて今日は現在の最新規格のwifi6(11ax)と最新の2402Mbps対応中継機の選び方について
解説してみたいと思います。
色々とややこしく感じている方も一定数いると思いますのでなるべくわかりやすく解説しますね。
wifi6は近日中に総務省の認可待ちの6Eがありますが基本的には6と同じです。
ただし使用できるバンドが増える関係上今まで窮屈な思いをしていた160MHZ幅の利用可能範囲が
広がる事での恩恵はあると思います。
wifi6のメリットは高速伝送である
色々な手法を用いて高速化をしているのですがここでは触れません。
興味のある方はこちらをご覧ください。
2402Mbpsと160MHZ幅というキーワードを覚えておいてください。
かなり実用的な高速化を可能にするwifi6規格ですが
その高速化を充分に享受するのに必須なのがwifiの電波の強さです。
高速なwifiルーターを用意しても遠くの部屋で動画視聴がもたつくなどの症状のために
低速な2.4GHZのアクセスポイントを使用している人
割合といらしゃるのでは?
wifi電波が弱い所に充分な強度のwifi電波を届かせたい
wifiの電波は2種類あります。
- 比較的障害物にも強くて遠くまで届くけど遅い 2.4GHZ帯
- 比較的障害物に弱くて遠くまで届かないけどやたら速い5GHZ帯
動画視聴以外でも遅いより速い方がレスポンスも良いので使用感は5GHZ帯が圧倒的に良いです。
しかしながら5GHZ帯のアクセスポイントを利用すると到達距離がない分逆に速度低下を起こしてしまい
結局2.4GHZ帯のアクセスポイントの方が安定して使えるーって人多いですよねw
そんな時に使うのがwifi中継機ですがどういうわけか長らくフルスペックのwifi中継機って
売ってなかったのですよね。筆者が知らないだけでよく探せばあったのかもですがw
本来なら160MHZのバンド幅で2402Mbpsの高速転送が可能な規格なのに
半分の80MHZのバンド幅の1201Mbpsしか実現してない物しかありませんでした。
wifiルーター本体も安価なヤツは転送速度MAX80MHZで1201Mbpsなのでその流れでしょうかね?
手持ちの親機のwifi6ルーターが2402Mbps対応してるなら
中継機も最近2402Mbps対応品が出てきてるのでこちらを使ってみるのも良いと思います。
もちろん1201Mbps規格のwifi6規格の親機でも旧規格に比較すれば充分すぎる高速化と効率化が
あるわけですが2402Mbps対応はさらに高速伝送が可能だと理解していただけばOKです。
中継機のセットアップを実際に見てみよう
動画作ってるのでご覧になってください。
wifiルーターの親機として home5g を使用していますが
それ以外のルーターでもやることは同じですので参考になると思います。
動画内の中継機はまだ2402Mbpsの中継機が無い頃に作成した動画ですので
1201Mbps規格のモノになります。
ところで中継機のメーカーは違っても良いの?
上記以外にもエレコムなど他メーカーからも2402Mbps対応中継機が出てきてますね
筆者は親機がTP-LINKのAx4800を使用してますので中継機もTP-LINK製を使用してます。
最近よく話題になるメッシュwifiを試す場合はメッシュの規格は現在乱立してるので
メーカー(というかメッシュ規格)を合わせるために同メーカー品を揃えるのが無難ですかね。
純粋に中継機として使うなら別メーカーでもwifi6規格を満たしている機器なら使えるはずです。
TP-LINKのONE mesh規格の実験はこの動画で実施してますので興味のある方はどうぞ
速度の安定と高速は有線接続が1番良いのはその通り
しかしLANケーブルを必要なところまで取り回すのは結構めんどくさいし
特に屋内でスマホやノートPCを使うシーンが大多数の現在の世の中ではあまり現実的では無いのかもしれません。
せっかく高速な光回線を自宅に設置してもその先のwifi環境がしょぼいと高速な光回線のメリットが
半減どころか無くなってしまいますねw
スマホがメインの使い方ならばしっかりと高速なwifi環境を作りましょう!!
回線の速度は実際の作業の効率に物凄く影響するので最大に配慮しなければいけない部分だと思うのですが
なんかよくわかんないしとりあえずネット使えるからいいやーなんて人要注意ですよw